Web制作をご依頼されるクライアント様は、いわゆるWeb担当の方が多いです。そんなクライアント様とのやりとりを背景に、Web担当者が何をしたらいいのかを経験則に基づいてご紹介します。
前回に引き続き、今回もWeb担当者が行う運用業務についてです。
さて、前回のお話は、サイトには種類があり、それぞれ運用内容が変わってくるというお話でした。
Web担当者の業務の具体例
前回は、おおまかですが下記のようにWeb担当者業務を分けてみました。
今回はそれぞれを大きく掘り下げてみましょう。
- サイトの更新
- SNSの運用
- 広告の運用
- 外注の管理
サイトの更新
コーポレートサイト/企業サイトの場合、例えばお知らせなどを更新したりします。
Web担当者が自分で更新する場合は、概ねCMSと言われるコンテンツ管理システムが導入されていて、HTMLなどのWeb制作の技術がなくとも更新出来るようになっています。中でもWordPressというCMSはシェアが高く、ブログ感覚で更新が出来るため、導入されている企業も多いです。
また、サイトの種類がECサイト(ショッピングサイト)の場合は、商品の追加などを担当する場合があります。その場合ショッピングサイトの仕組みで、商品追加が簡単に行えるようになっています。
SNSの運用
外部サービスであるSNSを運用し、更新情報を拡散することも多いです。
例えばtwitterの場合、ユーザ数が多いので是非活用しましょう。
サイトと連動しつつ、別の情報を流すことが望ましいです。
下記は例です。例えば、製品やサービスのハッシュタグを付けてURLも掲載しツイートします。
また、サービスや製品を使ってくれた方がツイートしているものを検索し、こちらからリツートを行います。下記の場合は、広報担当の方がリツイートしています。
広告の運用
広告にも種類がありますが、Google AdWordsなどに代表されるPPC広告と呼ばれるものが最近ではよく運用されます。
Google AdWords広告は、Googleの広告出稿サービスです。いわゆるGoogleの検索結果や提携サイトなどに広告が表示され、クリックされた回数と入札単価を支払います。この運用自体はかなり大変なので代理店にお任せする場合も多いですが、どんなキーワードでGoogle検索が行われた場合に表示させたいかの大枠を決定したり、例えば新製品が発売されたりしたらそのキーワードを入れるように代理店に指示したりします。
外注の管理
サイトの更新作業において、必ずしもWeb担当者が行えるとは限りません。そのため、専門的な技術が必要な作業を外注する場合もあります。
Web担当者は外注先との窓口となってとりまとめる役割となります。
まずは、依頼したい作業をとりまとめ、外注先へ提示して、見積もりを貰います。
見積金額が妥当な場合は、正式発注となります。