Web制作をご依頼されるクライアント様は、いわゆるWeb担当の方が多いです。そんなクライアント様とのやりとりを背景に、Web担当者が何をしたらいいのかを経験則に基づいてご紹介します。
新任のWeb担当者になったは良いけれど、何をどうしたらいいのか分からない。いったい世の中のWeb担当者はどんなことをしているのか、具体的にどうしたらいいのかを数回にわたって紹介したいと思います。
Web担当者は何をするのか
企業やサイトによっては担当者の役割は細かく変わってきます。
しかし、一言でWeb担当者のやっていることを表現すると「ウェブサイトを運営する」に尽きるのではないでしょうか。
では、ウェブサイトの運営とは何をしたらいいのでしょう。
※ちなみにウェブサイトとはいわゆるホームページの事です。専門家とお話する場合はウェブ、またはサイトなどと表現されるので覚えておくと良いと思います。
簡単に分けてみると、Web担当者はこのような運営業務を行っていることが多いです。
- サイトの更新
担当者の方が出来る範囲でのサイトの情報更新です。例えば、商品ページの追加、お知らせ情報の更新などがそれにあたります。
- SNSの運用
いわゆる中の人と言った感じで、twitterでの情報発信、またはFacebookなどで企業情報の更新です。
- 広告の運用
集客のための広告を運用します。これは専門の部署などが担当している場合もあります。また、広告代理店に運用を任せてる場合は下記の外注管理に近いです。
- 外注の管理
大規模なリニューアルや、新規サイト立ち上げ、または専門家でないと出来ない更新作業などを制作できる会社に発注をします。
まずはサイトの種類を確認しましょう
貴方の担当するウェブサイトはどのような種類のサイトでしょうか。
それによって、運用する内容も変わってきます。
- ECサイト/ショッピングサイト
自社の製品を販売出来るようにしているウェブサイトです。
商品をサイトに掲載、お知らせの配信をしています。新商品などのお知らせはSNSでも同時に告知したりします。
- 企業サイト/コーポレートサイト
会社概要や製品情報などを発信する企業の公式サイトです。
お知らせなどでプレスリリースや、新製品の案内、上場企業の場合はIR情報などを定期的に掲載しています。
- サービスサイト
自社のサービスなどをサイト上で購入・契約が出来るようにしているサイトです。
ECサイトと近いですが、保険やインターネット上のサービスの申し込みを指すことが多いです。サービスの更新情報や新機能などのお知らせを配信しています。
- プロモーションサイト/ブランドサイト
自社の商品やブランドを訴求するためのサイトです。期間限定で公開したり、新ブランドの為だけに短期間運用する場合もあります。
イベントの告知や、SNSで情報拡散などをからめた運用をしていることが多いです。
- メディアサイト
ニュースや記事を配信するサイトです。ニュースを掲載することよって広告収入を得たり、間接的に集客に繋げるために情報配信をするサイトもあります。
記事更新を運用しています。外注に記事作成を依頼している場合はその管理も行っています。
まとめと次回
おおまかにWeb担当者がどんな運営をしているか分かりましたでしょうか。
まずはサイトの種類を把握し、どのような運用から可能なのか考えると良いでしょう。
次回はもう少し具体例を入れて掘り下げてみたいと思います。