Google Analytics の分析の仕方(2)

のもと
のもと

Google Analyticsを導入したはいいものの、ツールの見方がわからない。そんなWEB担当者としてお嘆きの貴方へ、前回に引き続き、今回は比較もしてみましょう。
どうでも良いですが、Analyticsの分析の仕方って言葉がおかしいですね。
英語にすると馬から落馬するみたいな感じなので、キャッチに英文を入れてみました。

比較をしてみます。前月や前年との比較をするのが一般的です。
目安としては、季節的な商品を売っているサイトなどの場合は、当然ながら前年の同月と比べての変化を見るのが大事でしょう。

下記の例は「先月」のデータを「前年」で比較した場合です。
グラフの見方としては、青が基準となる「先月」で、オレンジが「前年」の同月のデータです。波がずれているように見えるのは、休日などが同じ日ではないからです。
また、これは比較のため、各項目が以前より下回っているのか、上回っているのかを確認できます。グリーンの矢印が良くなっているもの、赤い矢印が悪くなっているものです。

次は別の分析をしてみましょう。
「集客」「すべてのトラフィック」「チャネル」と表示してみてください。
これはどういった経路でサイトに訪問をされたかを示しています。

Organic Searchは自然検索ということで、Googleなどからの流入です。
ただし、現在はどの単語で検索されたかなどは、(not provided)となって、確認することは出来ません。
Directについては、ブラウザのお気に入りなどに入れてあり、直接閲覧しに来ている場合です。
Referralは、他のサイトからのリンクによる流入です。
ここをクリックして詳細を表示すると、どのサイトからの流入が多いのかなどが分かるようになっています。
これとは別にSocialがあります。これは文字通りソーシャルメディアいわゆるSNSからの流入です。

サイトへの流入がどのチャネルからあるのかを調べるのが「チャネル」というわけです。主に検索エンジン、直接、別サイトからのリンクと3種類であり、概ねOrganic Searchが最も多いとは思います。
しかし、SNSからの流入については、近年は「バズる」という単語で代表されるように、人気がある記事かどうかの指標にもなり、検索エンジンはそこも評価に入れていると言われています。

まとめ

比較をしつつ、どのチャンネルを強化すべきか、またどのページが閲覧が多いのかなど、コンテンツを分析して、ユーザの需要に応えることが重要です。
たとえば、直接商品を販売をしているECサイトなどは、販売数が多い商品だけでなく、閲覧が多いのに販売に至ってない商品がある、閲覧したユーザと販売に至ったユーザの割合をそれぞれ確認してみる。など、見えてこなかった部分を改善することが出来るのです。

WEB制作・システム開発承ります お気軽にお問い合わせください WEB制作・システム開発承ります お気軽にお問い合わせください